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18 リオ編 


 まあ、天気は曇り後晴れの様子なので、Hさん宅を出て、イパネマ付 近のホテルに移動することにします。もちろんホテルに泊まるのは私だけ ですよ! 
 9時の市内直行バスに乗って、ホドヴィアリア(バスターミナル)に行き ます。ここの案内所で適当なホテルを予約してもらい、あとは面倒なので タクシーで直行します。この時、私はリオの大きさを実感することになる のでした。つまり、なかなか着かないのです。長いトンネルを出て、大き な池の縁を走り、またトンネルを出ると海岸に近くなり、ホテルはそこに あります。ちょっと南欧風のかいわいにある、きちんとしたホテルでした。 イパネマとコカカバーナの接するところ、つまり海岸に面していないだけ に割安なのですが、英語が通じ、バスタブがあり、冷房が効く、というぜ いたくな望みがすべてかないました。
 さあ、そこで着替えて、イパネマ海岸へお散歩。皆さんからさんざん脅かさ れているので、安全に対する気配りは万全を期します。マーイにもらったブ ラジルのTシャツ、リオの土建会社の帽子、短パンにゴムぞうり。財布はも たずに、ヘアル紙幣とカード1枚をポケットにいれ、いざ出陣。あと、ポル トガル語さえ話せれば完全なキャリオカ(リオの人)なんだがなあ。
 右手に200mも行けば、イパネマの海岸の端です。ぞうりをぬいで、砂浜を 歩きましょう。うーん、さすがイパネマ。砂浜の幅が広くて、砂が細かくて、 おまけに正面には奇岩(奇山というべきか)があって、いいですね。時には波 打ち際を。久しぶりの好天で「イパネマの娘」もたくさんくりだしてきています。 舗道をふくめ、普通の服を着ている人は私たちくらいで、あとは皆さん水着。 女性は100%ビキニです。(これにはトップレスもいない、という含意があ ります)
 そこで飲んだココのジュースやパイナップルジュースのおいしかったこと。屋台 に椰子の実がつみあげられていて、一部が冷やされていて、それの頂点を包丁で 巧みに孔を開け、ストローを2本つっこんでくれるのです。(1人の時でも2本 です)
 砂浜でデッキチェアを借りて日向ぼっこ。ブラジルの女姓たちは日焼けを気にする 人はいません。The blacker, the better. という感じで、競って焦がしている のです。

 なんだか空模様が変になって、夕立が・・・


イパネマの海岸