同行の3人は、明朝の列車でイタリアにたつ。彼らは1等のキップをしっかり買い込んでいたのだ。で、ニース最後の晩は、ニースらしい食事をしなければ。
ホテル・アマリリスのフロントのお兄さんに「カジュアルな雰囲気でお魚料理を食べたいのだけど」とアドバイスを請う。
地図をだして、「そうだねえ、ちょっと遠いけど、この角にLe grand cafe de
TurinとLe petit cafe de Turinがあって、目的にあっているとおもいますよ。」と。
Grandは だし、
Petitは なので の方がベターだと思います。
空白部分はよく聞き取れなかった。(フランス語だったので(・・;)) どうやら、一つの場所にカフエとレストランがくっついているみたい。
さあ、お腹もすいたので、地図を片手にいざ出発。夜だから注意して。
メドサン通りを、よそ見しないでさっさか歩く。そういえば、去年来たときは、カーニバルの夜のパレードが始まるところで、歩行者天国になっていたのはこのあたりだったっけ。マセナ広場に当たって左折。結構遠いぞ。
ようやく到着。たしかに魚屋さんに付属のレストラン、という感じ。カフエとレストランとあるが、一見して安そうな雰囲気のカフェの方に入る。ローカルの人たちでいっぱい。でも、こういう雑然とした雰囲気、好き。換気が悪くてタバコの煙が気になるが。
メニューをみながら、いろいろ意見を集約した結果、貝の盛りあわせプレートを頼む。白ワインをピッチャーで。
明子ちゃんは、生の貝以外のものを欲しがって、わたしにメニューの説明をせがむが、残念ながらカフェの方には彼女を満足させるものはなかった。
かくして「フランスでエスカルゴを食べたい」、という声に対しては「escargots
de la mer」で我慢をしてもらった。ほんとうはカフェではなく、レストランにすべきだったかもしれないが、後の祭りだ。
そして、夕食は終わり、夜のニースの町を4人はまた歩きながら駅前ホテルに戻ったのでした。このころまでには、みんなニースの地理には結構明るくなってしまっていました。 |
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ニースサラダ
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