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【16】 3時間1000円の洗濯
コインランドリーで洗濯するのに3時間と1000円がかかった話し。

 汚れものがたまったので、前日のうちにコインランドリーを検分しておいた。朝は7時開。持ち物は洗濯物、日本から持ってきた粉末洗剤、小銭。
 セットして、その間に部屋の片付けなどをして、またもどってくるとまだ動いている。止るまで待ってふたを空けると、中はカラ。まさかあ!洗濯物を入れたのは隣の機械でした。なんたるドジを。あわてて洗剤を買おうとしたら、機械を間違えて、漂白剤か何か、液体が出てきて、コインをロスる。

 さて、今度は正しくセットしてミラボー通りで朝ごパン。ろくによめないのに、ローカル新聞を買って1面を見ると変なことが書いてある。「時計を1時間進めましたか」とか「2時が3時だ」とか。 
 これって、もしかしてサマータイムのことだろうか。周りの人にきくと、そうだという。もたもたしていると、「11時」になって美術館が昼休みになってしまうぞ。

 ちょっと遅れてもどってきたら、日曜日の朝のこと、コインランドリーは男達であふれかえっており、わたしの洗濯物は放り出されていた。

  乾燥機にいれて、仕上げるまでに結局「3時間」の時間と、1000円近いコインを消費してしまった。
 で、グラネ美術館たどりついたのは旧時刻で10時、新時刻では11時になってからで、1時間ばかりで昼休みになって追い出されることになった。
 それにしても、コインランドリーが開いたのは、新時刻では8時だったぞ。

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 97年9月、Hotel Globeに4泊するとなると、当然、洗濯物もたまってくる。というわけで、またこのコインランドリーに行ったのでした。こんどは絶対ドジをしないぞ!
 しかし、それにしてもここのシステムはむずかしい。お金を投入する「中央制御盤」が1つだけあって、これで洗剤等の販売、すべての洗濯機、乾燥機の課金制御をぜんぶやっているのだから。お金を投入するとクレジットが残って、それがどの客に所属するものか、なんて頭が悪いからもう混乱しちゃって。でも、今回はロスは出さなかったぞ。

 
そのコインランドリー(98-10-11撮影)
コインランドリーの料金投入盤(多くの施設ではこのようにすべてのマシンを一括制御している。慣れないとたいへん難しい。

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