エクス(エクサンプロヴァンス)にはホテルを決めないで到着しました。久保田さんは迷って環状道路を何回もまわったそうですが、そうはしまいと、適当な場所で車を止めて現状位置の確認をしました。一番確実な方法は、ミシュランの赤にのっているホテルを見つけることです。地図上にはホテルの場所がしっかり記入してありますから。
と、すぐ Hotel Globe の看板が目につく。おや、Hotel Globe の項目は候補として蛍光ペンでチェックしてある。空室あるか聞いてみよう。で、車を降りて歩いたのです。
昼下がりのフロント、戸野本さんのような若い女性が一人で「お店番」。なかなか愛嬌のある人でした。
S;どんな部屋がありますか?
M; Il y a trois solutions:
は3つあります。
La premiere solution est :
洗面台だけ。**フラン。
La deuxieme solution est :
トイレ付き。**フラン。
La troisieme solution est :
トイレ、シャワー付き。**フラン。
(安いほうから言うのが何というか、商売っ気がないねえ。)
S;車はどうすればよいですか?
M; Il y a deux solutions :
解は2つあります。
La premiere solution est :
ホテルのガレージにいれます。一晩**フラン。
La deuxieme solution est :
外のパーキングメータで路上駐車します。**フラン。
こういう会話、楽しくて会話の勉強になる。で、安直にこのホテルに決めました。
(注)戸野本さんというのは、当時、BSの朝のF2ニュースの説明をしていた女性キャスター。
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1997-9-14、シャルルドゴールのTGV地下駅の公衆電話から今宵のエクスのホテルの予約を試みる。あらかじめ目星をつけておいたところ3軒が「満室」。むむ、ならまたHotel
Globe はどうかな、と電話してみると空き室があるではないか。
というわけで、また、このホテルに今度は4 泊もしてしまうことになったのでした。
ちなみに、このホテル、噴水広場まで徒歩10分くらいはかかるけど、環状道路に面しているし、けっこう便利で外国人客も多い。ちょっと古い、車庫あり、安価がキーワード。その1年後(98/10)にまた泊まることになろうとは。 |