さて 、道はいいだろう、という密かな期待もむなしく、最悪。そして、ちょっとした天山越えにかかると、スピードはあがらない。恐いのが右の山からの落石。 「落ちる前の石」と「落ちた後の石」はあるが「落ちつつある石」はない。だが、初めと終わりの状態の間の状態が存在することは、きわめて論理的である。 ただ、その中間状態がいま実現しないことを祈るしかない。
ところどころで道路の改修作業をやっているが、このほこりと暑さでは気のとおくなるような作業だ。
トルファン発ウルムチ行きのバス。なんと女性の車掌が乗っている。暑いので乗降ドアを開けて走る。座席は左が2人がけ、右は3人がけ。飛行機じゃないぞ! 今は高速道路ができて、床下に荷物を収納する文明国タイプのバスが走っているはず。 (画像をクリックするとバスが揺れます)