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29 ブエノスアイレス!
 


 やっぱりブエノスアイレスへ来たからには有名なボカ地区に行かなくっちゃな りませんよね。
 ルーカスは午後の4時ころにホテルに迎えに来てくれました。「リリアナが車 を使っている」ということでわざわざ電車で来てくれたのです。で、2人で地 下鉄(スブテ)に潜ります。ブケブスにしても、スブテにしても、日本語にす ると変な音ですね。
 「地球」をよく読んでいなかった私は、ホームに丸ノ内線の赤い電車が入って くるのを見てびっくり。思わずビデオを回してしまいました。目を閉じると床 下からコトコトというコンプレッサーの音が聞こえてきて、次は赤坂見附じゃ ないかしら? 「この車両、どうしてこんなにガイジンが多いんだろう?」っ て感じですね。
 いちおう、車内のステッカーとかはこまめにはずして、丸ノ内線のお古だという 決定的な証拠はつかみにくいのですが、運転台の横の上下する窓に「乗務員室」 の漢字が書かれていました!

 数駅乗って地上に出て、カテドラルを覗いて広場でリリアナの車が来るのを待ち ましょう。ピンクの国会議事堂を指してルーカスは「赤色の政党と白色の政党が あって、両者にニュートラルなピンクに塗った」と説明してくれましたが、ピン クの建物はやっぱり奇異ですね。
 ハトと遊びながらしばし待ったあと、リリアナが車で来て、さっそくボカへ。平日 の夕暮れで、「これがあの有名なボカ?」という感じです。タンゴ発祥の地とされ るカミニートは、「壁をけばけばしい色に塗った小路」とでもいいましょうか。週 末は打って変わってにぎわうそうです。それにしても気持ちの良い夕暮れ・・・・  写真を撮りましょう。
 その後、土産物店に入ったり、お寿司を食べたりで時間を調整して10時すぎに 「ラ・クンパルシータ」というタンゴバーへ行きます。このタンゴバーは、私の予想 とまったくちがってこじんまりしていました。教室くらいの大きさの部屋の奥にソフ ァーがあって、そこに数人の男女が座っています。手前には丸いテーブルがいくつか。 目の前にステージがあります。
 後で奥の男女は踊り手だということがわかるので、結局客はわたしたち3人だけ。 まだ「宵の口」だったわけです。それにしても、0時を回ってから若い女性が2人 で入ってくる、なんてこの町は安全なのですね。途中からはダンサーが踊り始め、 暗くして客も踊ります。
 演奏曲は私のしらない曲ばかり。カミニート とか、ママ、恋人が欲 しいの とか、何曲かリクエストします。2時ころにおいとますることに しましたが、お店の人はもう帰えるの? これからだというのに」と 残念そう。ルーカスは「この人は疲れているの」と答えてくれます。

 さあ、お休みなさい。ブエノスアイレスともあと12時間でお別れ。 


地下鉄丸ノ内線が走ってきました ボカってこんな所なのです・・・